相模原障害者殺傷事件から半年。NHKがすごくがんばっています。
19人、一人ひとりのエピソードを書いていこう、という試みはすばらしいと思います。ただ書かれたエピソードが、まだまだ薄い感じがします。知ってる人はもっともっと書き込んで欲しいと思います。特にいちばん若い19才の女性「短期で施設を利用していたころから、かわいらしい笑顔で人気者でした。」としかないのは、とても悲しいです。年齢からして養護学校を卒業したばかりのようです。大和市の方という情報もあります。瀬谷養護学校、相模原養護学校、座間養護学校の方で心当たりのある方はぜひ思い出を書き込んであげて下さい。
大学のゼミの討論が録画されていますが、大学生なら社会の問題にもっともっと切り込んで欲しいと思います。ぬるい議論で終わっている感じがします。社会全体を見渡す目をしっかり持って欲しいですね。
家族会の会長も、社会に対する思いをもっともっと語って欲しいと思います。語れない雰囲気もあるのかも知れません。
今朝の神奈川新聞はそのことをきちんと書いていました。
私たちはこの事件について、もっともっと語る必要があると思います。私たちにとって相模原障害者殺傷事件はなんだったのか。私たち一人ひとりの生き方が問われています。
そのことと平行して、障がいのある人たちとの前向きの楽しい関係を一つでも作り出すことが大事だと思います。議論ばかりしていたのでは、なかなか前に進みません。大事なことは障がいのある人たちといい関係を作り、みんなで前に進むことです。
機会があればぜひ「ぷかぷか」に来てみて下さい。障がいのある人たちといっしょに楽しいお店をやっています。上から目線ではない、いっしょに楽しく生きていこうよ、という関係でやっています。「彼らとは一緒に生きていった方がいいね」って自然に思えるような雰囲気があります。ホームページはhttp://pukapuka-pan.xsrv.jp