毎日新聞1面の「余録」に「ぷかぷか」の話が載りました。
限られた文字数で「ぷかぷか」を語るのは至難の業ですが、コンパクトによくまとまっていると思います。こうやって少しでも相模原障害者殺傷事件のことと、「ぷかぷか」でやっていることが話題になれば、と思います。
相模原障害者殺傷事件の容疑者は「障害者は生きていても意味がない」などといい、ここまではっきりでなくても、出生前診断で染色体異常が確定した妊婦のうち94%が人工妊娠中絶を選択した、という現状を考えると、社会全体が障がいのある人たちのことをまだまだ受け入れていないように思います。
そんな中にあって、「ぷかぷか」は日々、こんなことやりました、あんなことがありました、と障がいのある人たちの日々をホームページ、Facebookページで発信しています。障がいのある人たちがどんな人たちで、どんな毎日を送っているのかを発信しているのです。
それはこの人たちと一緒に生きていくと私たち自身が、私たちの街が豊かになるよ、というメッセージでもあるのです。実際、ぷかぷかに来て、彼らと出会い、「ぷかぷかが好き!」「ぷかぷかのファン」になったお客さんがずいぶん増えました。こんなふうにして街が少しずつ豊かになっているのです。
彼らのことを知ること、それがとても大事だと相模原障害者殺傷事件を見てあらためて思うのです。