ぶんぶんマルシェがありました。ぷかぷかで作った横断幕が、あんばいよく収まっていました。
こういう雰囲気の中でこそ生きる横断幕だと思いました。「ぶん!ぶん!」という勢いをどうやって出そうかといろいろ悩みましたが、なんとかいい雰囲気が出せたと思っています。
横断幕を描く中で、楽しいミドリンがたくさんできました。
絵を見ながら、ミドリンて本当はこうやってすごく楽しいキャラクターなんだと思いました。区役所の職員の名刺にはプロの方が描かれたミドリンが印刷してあるのですが、正直言ってあまりおもしろくないですね。絵はうまいのですが、「あ、楽しい!」って感じではないのです。
アマチュアで、障がいのある人の描いたミドリンの方がはるかに楽しいと思います。見る人を楽しい気持ちにさせる、彼らの絵にはそんなチカラがあります。彼らはそうやって、社会を楽しくしているのだと思います。だとすれば、彼らは社会にとって、とても大切な存在になります。
こんな絵を描く人は、社会の宝だと思います。
「ぶんぶんマルシェ」は初回だっただけに、マルシェを目指してきたお客さんは、ほとんどいないようでした。下の写真のような雰囲気で、いるのはほとんどスタッフだけでした。
お昼休みに区役所の職員が出てきたりして、そこそこ売れたようでしたが、やはり「ぶんぶんマルシェ」を目指してくるようなお客さんをしっかり作っていかないと、これから先、だめだろうなという気がします。商品の魅力、雰囲気の魅力をどうやってこれから創り出すのか、というところですね。