日経ソーシャルイニシアティブ大賞に応募した文章
を読んだ方の感想が届きました。以前ぷかぷかを取材した雑誌の編集者です。
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たくさんの応募の中から、選んでもらえるように、文章をまとめるのは大変ですね。
ほんとうに、お疲れさまでした。
通りますように!!
特に、要件の「革新性」の部分を伝わるように書くのが、難しそうだなぁと思いました。
ぷかぷかさんの活動は、一見よくある事業所といっしょじゃないか、と思われそうなので。
(福祉施設でよくある”パン屋”さんですし、演劇ワークショップにしても、それでたとえば、演劇で全国を公演をしてまわっている、というよう な目を引く新規性はないので)
ぷかぷかさんの活動は、一目でわかる新しい、画期的な事業スキームはないですが、
じわじわ、知っていくうちに、いつの間にか、ファンになっている、お店が、そこで働く人たちの空気感が、気づいたら、クセになっている、という感じだと思うんです。
「障害のある人もない人もいっしょに生きる世界を」なんてスローガンを声高にかかげるより、よっぽど、現実的に、人を変えていくパワーがあると思いますが、それに「革新性」を感じてもらえるように、わたしだったらどう書くだろう…、と考えてしまいました。
ブログを拝見していると、やはり毎日まいにち、彼らといっしょに過ごしている人だからこそ、発見できる、書ける文章だなぁと、うらやましく思います。
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全国の福祉事業をよく見ている編集者の目だなぁ、という感じがしました。
「福祉施設でよくある”パン屋”さんですし」なんていわれるとガッカリしてしまうのですが、ガッカリしててもしょうがないので、「よくあるパン屋」を「ここにしかないパン屋」に変えるにはどうしたらいいのか、を考えた方がいいと思いました。福祉事業所だからそこまでこだわらなくていい、ではなくて、福祉事業所だからこそ、そこにこだわりたいと思うのです。売れても売れなくてもいいようなものではなく、しっかり売れる、いいものを作りたいからです。そのためにビジネスにこだわりたいのです。
福祉かビジネスか、ではなく、福祉もビジネスも、というスタンスです。そういう意味で、日経ソーシャルイニシアティブ大賞へトライしたことは、苦労して書いた分、ものすごくいい勉強になったと思っています。
「ぷかぷかが解決しようとしている社会的課題とは何なのか」
「ぷかぷかが生み出している社会的価値とは何なのか」
ということについて考えることは、ぷかぷかを更によくしていく上でとても大事な作業です。本当にいい機会だったと思います。
審査の結果は3月末発表です。
ここにしかないパン屋(店先でこんな人がこんなパフォーマンスをやっている楽しい、ホッとする雰囲気のパン屋なんて、多分ここだけ)