日経イニシアティブ大賞2016の募集がありました。
応募の条件は以下の三項目です。
1. 社会性 社会的課題の解決を事業のミッションとしている
2. 事業性 ビジネス的手法を用いて継続的に事業活動を進めている
3. 革新性 新しい事業モデルや社会的価値を創出している
なかなか手強い項目です。2年続けて落選していて、これにチャレンジするだけの新しい視点も見当たらず、今年はもうやめようかと思っていました。正直なところ、かなりしんどかったのです。
ところが昨日パン教室の話を書きながら、「社会は障がいのある彼らが必要なんだと思います」という言葉を見つけ、そうか、今年はこれでチャレンジしてみようかと、ふと思ったのです。(全く懲りない人だと自分であきれています)
「ぷかぷかが好き!」という人たちは、「ぷかぷか」にしかない新しい「価値」を見つけたんだと思います。その「価値」を軸に据えた「ぷかぷか」は新しい事業モデルになるのではないか、という仮説を展開しようというわけです。その仮説の展開の先には「社会は障がいのある彼らが必要なんだと思います」が来ます。
ま、これも書いてみないと、どんなふうに話が展開するのか、なんともわからないのですが、あえてこうやって公表することで自分にプレッシャーをかけます。
福祉事業所が、こういうことにチャレンジすることに意味があると思っています。三項目と向き合うことで自分が磨かれます。どの項目も福祉事業所が今まで取り組んでこなかったことだと思います。でも、こういうことこそが新しい福祉の世界を作っていくのだと思います。
締め切りは1月31日。また寝不足の日が続きそうです。
こういう人は社会に絶対に必要だと思うのです。