hanaちゃんと一緒にパン屋をやりたいと研修に来られた花岡さんがすばらしいブログを書かれていましたので紹介します。
《 hanaのありのままを大切に子育てしていけば、おのずと道は開けて来る予感はしています。(正直云うと、予感というよりももっと強い感覚です。笑われるかもしれませんが、確信に近いです) 》
と書ききる花岡さんがすごいと思いました。確信の文字は赤になっていて、花岡さんの熱い思いというか「自信」を見た気がしました。これはhanaちゃんと一緒に生きることで、花岡さん自身と、まわりの世界が変わっていったことが「確信」という言葉のベースにあるように思いました。そういうものがなければ「確信」なんて言葉は使えません。
そこで思ったのは最近のぷかぷかを巡るまわりの動きというか、「hana基準」に相当する「ぷかぷか基準」に対するまわりの評価です。「ぷかぷか基準」というのは今思いついた言葉ですが、要するに「ぷかぷか」が一番大事にしているものです。
それはなんといっても「障がいのある彼らがありのままの自分でいられる」ということです。彼らを社会の基準に合わせるのではなく、彼らを基準にする、ありのままの彼らを受け入れる、その方が「得!」ということです。
「得!」というのは、私たちがそのことで豊かになる、ということです。ありのままの彼らの魅力に出会うと、ほんとうに心が癒やされます。心があたたかいもので満たされます。最近「ぷかぷかが好き!」という人が増えてきたのは、そういった彼らの魅力に気がついた人が増えたということだと思います。
ありのままの自分でいいんだよ、という「ぷかぷか基準」こそがぷかぷかの魅力を創りだし、こんなふうにして社会を少しずつ豊かにしているように思うのです。
そんな「ぷかぷか基準」で作られた「ぷかぷか」を、近々区役所の課長、係長クラスの人たちがなんと9名も見学に来るというのです。ね、世の中少しずつ変わって行きつつあるのだと思いますよ。
hanaちゃんのお母さんが「確信に近いです」と書いた気持ち、ぷかぷか5年目の今、すごくよくわかります。
これが「ぷかぷか基準」