先日の緑区民まつりの地産地消ブースの横の壁いっぱいに張り出した地産地消サポート店マップが高く評価され、緑区役所のロビーの壁に展示されることになりました。
で、今日原画を区役所に持って行きました。
これを区役所入り口正面の壁に貼ります。
そのまま貼ったのではすぐに痛んでしまうので、表具屋に頼んでパネルにするとか、裏にボードを貼るとか養生してもらった上で展示するそうです。
こんな絵が区役所のロビーに貼ってあるなんて、なんかすごく楽しいなって思うのです。
十日市場駅の近くでサイが歩いていたり
中山駅の近くに羊がいたり
鴨居駅の近くではイルカが泳いでいたり
みんな好き勝手に描いたのですが、なんだか楽しい世界がここにはあります。
パン屋やカフェにメンバーさんの絵を飾ったり、アート屋わんどを開いたのは、メンバーさんの絵が私たちの心を癒やしてくれるからです。「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいいよ」というメッセージを彼らの絵を通して伝えたいと思っているからです。そんな思いが区役所のロビーに飾られる、という形で実現し、とてもうれしく思っています。
これが、障がいのある人たちの描いた絵だから飾ってあげる、というのであれば、すごく嫌な気分になるのですが、今回はブースの横に貼ってある絵をひと目見て、「すばらしい、ぜひ区役所のロビーに飾りましょう」と言って下さいました。
区役所に来た方が、絵の前で心和ませ、「ひゃ〜、楽しい!」とか、似顔絵を見て「このお店行ってみたい!」って言ってくれるといいなと思っています。
この絵は、区役所にやってくる人たちの心を癒やし、豊かにしてくれます。またひとついい仕事ができたな、と思っています。
そうそう、今日、区役所の人権に関する研修会の講師を頼まれました。この絵を切り口にお話ししようかな、と思います。こんな絵を描く人たちとは絶対いっしょに生きていった方が絶対得ですよ、って。
会議室とかじゃなくて、この絵の前で絵を囲むような形でみんなが思ったことを言い合って、そこから話が発展していくような研修会やったら、私が一方的にしゃべるような研修会よりもはるかにみんなにとって意味のあるものになると思います。あっ、おもしろい、これがいい、これで行こう!って言ってくれる人が区役所の中で出てきてくれないかなぁ、と思っています。
今回の絵の展示を最初に提案して下さった区政推進課の課長さんが似顔絵をすごく気に入って下さって自分の名刺に使うそうです。画伯の描いた絵がこんなふうに社会のあちこちに広がっていけば、また何かおもしろいことが起こりそうな予感がしています。