第二期ワークショップは詩を朗読することから始まります。詩は朗読することで、言葉がむくむくと生き始めます。そんな言葉にふれたくて、教員をやっていた頃はよく詩を読みました。
生徒たちと沖縄をテーマにした芝居を作っていた頃の話です。
第二期ワークショップ。詩を読むことでどんな物語が生まれるのか、楽しみです。
『仮繃帯所にて』は教員向けの新聞でも紹介したのですが、反応は皆無。生徒たちの反応を思うと、情けない限りでした。
政治家たちは「核ミサイルも運搬可能」だという法案を通そうとしています。8月6日、広島に原爆の落ちた日、「この70年、何を学んできたのだろう」と朝日新聞の「素粒子」は書いていましたが、全くその通りだと思いました。
広島型の原爆が15キロトンだったのに対し、現代の最大規模の破壊力を持つツィーリ型の水爆は、5万キロトン。約3千300倍の破壊力です。東京と大阪に一発ずつ落ちたら日本はそれで壊滅です。
※戦後70年で核兵器はここまで威力を増している(インフォグラフィック) http://huff.to/1IREyom
本当に恐ろしい世界に今私たちは生きています。「核ミサイルも運搬可能」などという政治家は、核兵器の恐ろしさをどこまでリアルに感じているのでしょう。政治家こそ『仮繃帯所にて』を朗読する必要があるように思います。