先日のパン教室に参加した方からうれしい感想が届きました。写真を何枚か撮ったそうで、その写真の話から始まります。
一番気に入っているのは、ちやことさらちゃんがふざけていて
隣の部屋にいる紺野さんが笑っている写真です。
障がいをもっている方と、一緒に子どもたちが笑っている。
それが「特別」な限られた空間と時間の中での出来事ではなく
「日常」の中である風景として見えた。
ということが、とてもいいなと思いました。
パンを作っている間、普段見慣れない顔の私たちが一緒にいても
みなさんが、良い意味で特別扱いせずに
普通に輪に入れてくださったのが少し新鮮でもありました。
たいてい、初めて会う方と何かを一緒にする場合
何となくよそよそしさが伴い、だんだん慣れていくということが
ありますが、ぷかぷかのみなさんとはよそよそしさが
最初から全くありませんでした。
それは普段からぷかぷかのFBなどを通じて
みなさんのことを私が知っている(ように感じている)
ことも大きいのだなと思います。
ワークショップに参加すると、
初対面の人たちとのコミュニケーションを円滑にするために
アイスブレイクという手法が使われますが
高崎さんは、ぷかぷかのみなさんが活躍する場をつくることを通じて
それらを発信することを通じて
「世の中と、障がいをもつ方たちとの間にあるアイスをブレイクしている」
のだなという風に感じました。
誰かがやらなければ、アイスはそのまま固く、冷たいものとして
存在し続けるだけで
それをブレイクする必要があるということすら、感じられないまま
そこにあり続けるのかもしれません。
でも、そこをブレイクしてみると
思いもしなかったような、温かく、奥深い世界が広がっていて
その世界に触れた人たちを魅了して止まない。
それを知らないなんて、もったいないことだ。
そういうことを高崎さんは伝えているのだなと
改めて思いました。
また参加できるのを親子で楽しみにしています。
なんだかね、思いもよらない評価をいただいたりして、恐縮しています。恥ずかしい話「ブレイク」という言葉は、「そうか、こういうときに使うんだ」って今日初めて知りました。まぁ別に知らなくても、みんなで楽しくパン作りができたらいいな、って思っていると、その楽しい雰囲気が、みんなの心を自然にやわらかくするのですが…
子どもたちの笑顔がいいですね。障がいのある人たちも、当たり前のように周りにいて、この雰囲気がいい。