ぷかぷか日記

全盲の子どもがオペラを

 全盲の子どもがオペラを見に来ていたことはブログで紹介しましたが

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先ほどお母さんが書き込んでくれました。

《目が見えないながらも断片的な状況は理解し、魔女が門を通さない時には、怒って「魔女のバカ~」と叫び、テトのエネルギーが切れてお願いしてもドリトル博士が治せないと言い続けていた時には「もうカンカンに怒った~!!」と叫んでいた息子。
帰りにテトに握手をしながら「がんばったねえ~」と話しかけていました。

今日は、CDを聞きながら、お話を振り返っていました。
ありがとうございました。》

 なんかね、私たち以上にオペラを受け止めていた気がします。目が見えないので、耳は私たちの何倍も敏感なんだと思います。昔、私の子どもが保育園に通っている頃、全盲の子どもがいましたが、ごちゃごちゃの保育園の中を、どういうわけか走り回っていて、びっくりしたことがあります。私が近づくと、かなり離れていても、

「あ、モモちゃんのお父さん?」

といい、すごいなぁ、と感心したことがあります。

 それでも、今回、オペラは大丈夫かなぁ、と心配していました。でも、終了後、ココと楽しそうに話している様子や、お母さんの書き込みで、目の見えない人に対するつまらない偏見が私の中にあったことにあらためで気づかされました。

 

 

 

 

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