ぷかぷか日記

新しい朝を迎えられるように

 ぷかぷかを作ってくれた大工さんが、今、ぷかぷかの前の空き店舗に引っ越してくる学童の改修工事をやっています。ぷかぷかのお店のデザインがいいので、学童もそんなデザインにしたいと代表の方から申し出があり、大工さんを紹介しました。その大工さんが昨日夕方、「仲間から集めました、オペラの公演に寄付します」と2万円も持ってきてくれました。

 いや〜、本当にうれしいですね。オペラなんて見たこともなかった人が、こうやって今回の企画に賛同し、お金を出してくれる、ということが、本当にうれしいです。こういったことこそが「希望」が持てる元になります。

 将来に希望を持とう、と漠然と言っても、なんの力にもなりません。でもこうやって「子どもたちにオペラをプレゼントしよう」という企画に賛同する人が現れ、実際にお金を出してくれたということは、地域の未来にしっかりと「希望」が持てることになります。

 今回、オペラ公演にあたっての費用をまかなうだけの寄付は、正直、まだ集まっていません。でも、昨日の大工さんのように、今まで、「地域の子どもたちのために何かしようよ」といったことでは全くつながってなかった人たちが、今回の企画に賛同して、25万円近いお金が集まったことは、地域社会の大きな「希望」であり、そういう『希望』が見えたことは、ある意味成功だったと思います。

 

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 「平和とは明日の自分を思うこと」

 という俳句がありましたが、明日の自分を思えるって、本当にすてきなことだと思います。戦火にあるシリアの子どもたち、イラクの子どもたちに、明日の自分を思うことができるのだろうか、と思うと心が痛みます。明日の自分を思うことができない、なんて私たちには想像もできないことです。でも戦争というのは、子どもたちの明日、私たちの明日を根こそぎ奪っていきます。

 子どもたちと一緒にオペラを楽しんだり、明日の自分を思ったり、わくわくするような未来を思ったりする。そんなことができることって、考えたら本当にすごいことなんだと思います。

 

 『ロはロボットのロ』のエンディングで歌われる歌

 ♪ 新しい希望と 新しい喜びと

    新しい元気が窓たたく

   朝の あ

   ああああ

   新しい朝の あ  ♪

 

 を、ぜひみんなで力強く、元気に歌いましょう。

 子どもたちが、ずっと将来にわたって『新しい朝』を迎えられるように…。『新しい朝』を迎えることが困難な時代にならないように、今大人たちがしっかり声を上げねば、と思います。

 

 

 

 ★明日、いよいよ公演ですが、チケット、まだ少し残っています。ご希望の方はメールでお問い合わせ下さい。

       pukapuka@ked.biglobe.ne.jp

 

 

 「子どもたちにオペラを・ゆめ基金」のページ貼り付けておきます。まだ見てない方はぜひ。

pukapuka-pan.xsrv.jp

 

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