朝、土曜日のパン教室に参加したサクラちゃんのお母さんからびっくりするようなメールが来ました。
サクラちゃんはおしゃべりしません。コンノさんが
「どうしてしゃべらないの?」
と聞くので、
「コンノさんがべちゃべちゃうるさくしゃべるから、しゃべりたくないんだと思うよ」
「ふ〜ん」
といっていましたが、サクラちゃんはそのおしゃべりなコンノさんをしっかり観察していたようです。おしゃべりだけど、どこかあたたかく、優しいお兄さんだと思ったようです。
みんなで食事したあと、なんとそのサクラちゃんはコンノさんの膝に乗っていた、とお母さんのメールにありました。
「もともと人懐こいとは言われますが、人の膝の上に乗るのはあまりありません。コンノさんのお人柄が桜の心に響いたんでしょうね。
コンノさんも嫌がらずに応じてくれて、見ている私が和みました。…」
サクラちゃんはかなり障がいの重いお子さんで、おしゃべりしないので、コミュニケーションを取るのが、慣れないとかなりむつかしいようでした。それでもコンノさんの人柄を短い時間でしっかり見抜き、膝の上にのったというのですから、すごいなぁと思います。膝の上にのるなんて、よほどの安心感がないとなかなかできることではありません。サクラちゃんは言葉ではなく、もっと根源的なところで人を感じる力があるんだと思います。
サクラちゃんとコンノさんの二人に拍手!です。
手で生地をさわるのがいやで、だんだんこんなふうになりました。
コンノさんとオリタさん
二人はどこで出会ったのでしょうね。膝に乗っかったところの写真がないのが残念です。