5月21日(木)映画「ぷかぷか」の上映会の時に、昔高崎が書いた『街角のパフォーマンス』を販売します。
養護学校の教員になって7年目に書いた本で、とても新鮮な感覚で書いています。ワークショップのこと、学校でやった芝居小屋のこと、子どもたちといっしょに街へ飛び出したこと、障がいのある人を電車に乗せないでという投書が新聞に載ったこと、働くところが生きる場になったこと、など、今の時代に読んでも十分通用する内容です。
障がいのある人を電車に乗せないで、という新聞投書の問題は、ぷかぷかに時々利用者さんの通勤時間をずらしてくれないか、という電話がかかってくるのですが、こういったことについては30年前とほとんど社会的な状況は変わってないことになります。そのときに見つけた、こつこつと人の関係を作っていくしかない、といった思いは、今のぷかぷかに引き継がれています。
というか、ぷかぷかの理念的なことは、この本を書いた頃に私自身が思っていたことであり、それが今具体的な形になっている、ということです。ぷかぷかのいわば『原点』みたいなものが見えます。
当日は受付テーブルのそばで販売予定です。限定20部です。予約したい方はメールください。pukapuka@ked.biglobe.ne.jp 高崎