ぷかぷかの理事会がありました。いつもは話し合いだけなので、今日は働く現場を見てもらいました。理事のみなさんはお店にはよく来ているのですが、働いている現場はまだ見たことがありませんでした。
みんなの真剣な仕事ぶりに理事のみなさん、一様にびっくりされたようでした。
「スタッフが多いので、その指示の元でやっているのだろうと思っていたのですが、そうではなくて、みんな自分で考え、判断して働いているので、本当にすごいと思いました」
とおっしゃった方もいました。
「みなさん、生き生きと楽しそうに働いていました。楽しそうだけれど、真剣で、目はみんな仕事をしている目でした。
こんなふうに、社会のオマケではなくてしっかり働いている、そんなことがみんなの自信にもつながり、それがまた地域に幸せの種を蒔いてくれる、そんな現場を見た気がします。」
と、自身のFacebookに書き込んでくれた方もいました。「地域に幸せの種を蒔いてくれる」という評価はとても新鮮な感じがしました。
昨年暮れ、
「ぷかぷかは社会の希望です」
とメールをくれた方がいましたが、多分同じようなことをおっしゃったのだと思います。
ぷかぷかは障がいのある人たちの働く場ですが、彼らの働く姿が「地域に幸せの種を蒔いてくれる」とか「社会の希望です」と言わせたりして、これって、なんかすごいことじゃないかって思いました。
今まで「社会のお荷物」としか見られてなかった障がいのある人たちが、こんなにも真剣に働いていた…。仕事なんてたいしてできないと思われていた彼らが、スタッフにいろいろ指示されてではなく、自分でちゃんと考え、判断して働いていた…。それは社会の彼らに対する評価を彼ら自身がひっくり返したことであり、なんだかとても痛快です。こういったことが社会をよりよい方向へ変えていくきっかけになり、みんなが気持ちよく生きていく社会を実現する手がかりになるように思うのです。
そこに社会の希望を見いだした人たちに拍手!です。