11月半ばにFacebookページを始めてちょうど2ヶ月。どんなふうに情報発信するのがいいのか、よくわからないまま試行錯誤しながら、ぷかぷかってこんなところだよ、こんなことやってるんだよ、というメッセージを私流で発信してきました。
朝、ケンさんといっしょに郵便局に入金に行くついでに、カフェ、お惣菜、パン屋をぶらっと見て回ります。いいなと思うところの写真をバチバチ撮っていると、すぐに100枚くらい撮れてしまいます。パソコンに移し、その中からぷかぷからしい小さな物語が生まれそうなものを10枚くらい選んで、ひとことだけコメントつけて発信しています。
Facebookページを見る人に、ぷかぷかの日々の小さな物語が伝わるといいなと思っています。日々の小さな物語が、いくつもいくつも積み重なって、ぷかぷかがあります。就労継続支援B型事業所とか、ぷかぷかの理念とか、ぷかぷかを語るものはたくさんありますが、いちばんよくわかるのは、やはりこの日々のなんでもない出来事の積み重ねだろう、とFacebookページを始めてからあらためて気がつきました。
そのなんでもない出来事の写真をいくつも撮り、それを眺めていると、いろんな小さな物語が生まれます。
シューさんはぷかぷかでいちばん年上です。今日はタマネギを切っている手のアップを撮りました。年季の入った手で、シューさんの長い人生が伝わってくるような気がしました。タマネギをしっかり握る手には、長い人生経験を通しての自信のようなものを感じました。シューさんとお話しすると、ひとり暮らしで大丈夫なのかな、といつも心配してしまうのですが、包丁を持つ手と、タマネギを握りしめる手には、そんな心配をはねのけてしまうような自信があふれていました。この手がシューさんの人生をたくましく切り開いてきたんだろうと思います。ほんとうに、すばらしい手です。
人の手は、その人の人生を語るんですね。そんなことを教えてくれたシューさんの手でした。
そんな小さな物語を伝えたくて「今日の仕事人ー2」のタイトルでアップしました。
こんな小さな物語が毎日積み重なって「ぷかぷか」があるんだ、とFacebookページは教えてくれた気がしています。