あざみ野のスペースナナでやっている「ココロはずむアート展」に行ってきました。
小さなギャラリーに7カ所の福祉事業所から提供された作品が展示してありました。展示会の名前の通りに、ココロがはずんでくるような作品がたくさん展示してあったのですが、平日だったせいもあって、見学する人は一人もいませんでした。土日はそれなりに人はやってきたそうですが、それでもほとんどは関係者で、一般の方はほとんど来なかった、とスペースナナの代表の方はおっしゃっていました。新聞にも紹介されたそうですが、それでも関係者以外の方はほとんど来なかったようです。
なんだかもったいないですね。「ココロはずむアート展」は、街にこんなすてきな人がいるよ、っていうメッセージを作品を通して発信していると思うのですが、受け止める人がいなければ、せっかくのメッセージは宙に浮いたままです。
ぷかぷかのアートスペース「アート屋わんど」は9月くらいにオープン予定ですが、アート商品を売るというより、メッセージの発信場所としての機能を大事にしたいと思っています。すてきな絵や作品を見て、「ああ、こういう人たちとは一緒に生きていった方がいいね」って思ってもらえたらいいなと思っています。
ただ人が来ないことには話にならないので、パン屋、お惣菜屋、カフェに来るお客さんを、「アート屋わんど」まで、どう引っ張ってくるかが、勝負所になります。カフェで食事をし、パン、お惣菜を買ったついでに、ちょっとホッとするようなすてきな絵を見て帰る、というのがぷかぷかのお客さんの買い物コースとして定着すれば、「ぷかぷか三軒長屋」は、なんだかとても心豊かな三軒長屋になる気がします。