東急東横線大倉山にある「アートかれん」(横浜市港北区大倉山1丁目11-4 電話543-3577)で「伸吾さんとその仲間展」を見てきました。
そのときそのときを、自分の好きなものに向かって一生懸命生きてきたんだなぁ、としみじみ感じる絵が並んでいました。絵というのは、そのときそのときの思いのリアリティをきっちりと伝えてくれるんだと思いました。
トンネルから外へ向かって延びていくレールの絵は不思議な世界でした。レールはどこへ延びていくのでしょう?今、自分はトンネルの中。でも、これから未知なる世界へ向けて飛び出していくぞ、といったしんごっちの熱い思いを感じました。トンネルの外に広がる青い空間がいいですね。
どの絵にもしんごっちの豊かな世界を感じます。しんごっちの絵と出会えたことを幸せに思います。
こんな絵に出会うと、あらためて「障がい者」ってなんなの?という思いがします。障がい者は何かやってあげる対象だとか、支援する対象だとか、なんてつまらない優越感に浸っている間に、どんどん取り残されていることに、この絵は気づかせてくれます。
絵画展は10日(土)までです。ぜひお出かけください。
機会を見つけて「ぷかぷか」でもやりたいと思っています。