先日パン職人と契約更新の面談をした際、
「利用者さんとはうまくやっていますか?」
の質問に
「中毒になりそうです」
といってました。もうぞっこん惚れ込んでしまって、中毒になりそうだ、という意味のようです。
ホームページのトップページの上の帯に「ぷかぷかの目指すもの」というタグがあって、そこに
「ぷかぷかは障がいのある人たちといっしょに生きていこうよ、いっしょに生きていった方がいいよ、という思いでスタートしました。そのことを理念ではなく、目に見える形で提案するするために、まずはぷかぷかのスタッフ自身が彼らといっしょに働き、いろいろ非効率なことがあっても、それを超えるものが彼らといっしょに働くことにはある、ということを実感したいと思っています。」
と書いているのですが、
「中毒になりそうです」
の言葉は、その実感そのものだろうと思います。その実感が、パン屋のにぎやかな雰囲気を作り出し、常連のお客さんの
「ここはいつもにぎやかでいいわね。これでいい、これがいい」
という言葉を生んだのだと思います。
「いっしょに生きていった方がいいよ」
というメッセージが、若いスタッフへ、そしてお客さんたちへ確実伝わっている気がします。