今年度の振り返りと、来年度どんなふうにやっていくかで、今利用者のみなさんと面談を行っています。
今日はみーちゃんと面談しました。みーちゃんは3年前、介護がどの程度必要か調査するケースワーカーさんの面談があった際、
「ぷかぷかはどうですか?」
という質問に、
「以前はいつもうつむいていましたが、今はまっすぐ前を向いて生きています」
と、すばらしい言葉を、ぽろっと口にしました。
その言葉がきっかけで、ぷかぷかでの仕事の意味が大きく変わったように思います。
それまでは仕事はただの仕事でした。それがみーちゃんの言葉をきっかけに、ぷかぷかの仕事は利用者さんの人生を支えるものとして、とても大きな意味を持ち始めたのです。
単なる就労支援の事業所ではなく、就労の前に、利用者さんの日々の人生を支えるような仕事を提供したいと思うようになりました。
それは、毎日同じ事の繰り返しではなく、日々変化があり、仕事としておもしろいもの、仕事の結果が見えるもの、その結果によってモチベーションの上がるものです。
「みんな笑顔で働いているところが気に入りました」と見学に来られた方がおっしゃったことがありますが、みんな仕事が楽しいのだと思います。
みんなが笑顔で働くことにできる日々をこそ、大事にしたいと、みーちゃんの言葉以来思うようになったのです。
「みーちゃんの、あのときの言葉が、ぷかぷかを変えたんだよ、ほんとうにありがとう」
と感謝の言葉を伝えたのですが、みーちゃんは
「え?、え?」と戸惑っているようでした。