「ぷかぷか」は利用者さんに支えられているという話を一昨日書きました。私自身、彼らに支えられて毎日がある感じです。彼らのおかげで本当に楽しい日々を過ごさせてもらっているのです。
一方で障がいのある人たちを「支援する」という言葉があります。どこか上から目線の言葉で、私はいつも違和感を覚えます。こういうことができないから、こういうところが問題だから、「支援する」ことで、できないことをできるようにするとか、問題を解決する、というわけです。そんなことはでも、わざわざ「支援する」とか言わないで、黙ってお手伝いしてあげればいい話ではないかと思うのです。
彼らはできないことや、いろんな問題はいっぱい抱えています。それでも尚、彼らしかできないことや、私たちよりもはるかに優れているところはたくさんあります。そういうところこそしっかり見て、そういうところで彼らとの関係を作って行けば、その関係は今までにない新しいものを生み出します。
先日も書きましたが、お弁当の配達のついでに、お年寄りの方と利用者さんがお話しする時間を作ろうと思っています。利用者さんとのお話はすごく楽しいので、お年寄りの方を元気にします。こういった仕事は利用者さんにしかできません。そんなすばらしい仕事を、さらっとやってのける彼らを「支援する」だなんて、気恥ずかしくて言えないなと思うのです。