ワークショップをやれそうなスペースが確保できそうなので、久しぶりにワークショップをやることにした。題して「お好み焼き付きダンスワークショップ」。メンバーさんとやるので、どこかでお昼を食べなきゃならないし、どうしようか考えていたのだが、たまたま会場近くの地区センターの調理室が開いていたので、そこでお好み焼きをみんなで作ることにした。
8月の夏休み中の料理教室でカレーをメンバーさんだけで作ったところ、グループによっては、野菜をモヤシ、なす、大根、キャベツを買ったところもあって、なかなかおもしろいカレーができた。僕なんかが口を出したんではこんなおもしろいカレーはできない。
今度のお好み焼きもどんなものができあがるのか全く予想が立たないのだが、みんなが必死になって作る緊張感がいいと思う。自分たちだけでいろいろ工夫して作ること、それが大事だと思う。失敗してもたかがお好み焼き。
ワークショップはダンスをやる人と組んで、その場の雰囲気で適当にやる予定。2時間くらいしかないので、たいしたワークショップはできないのでが、それでも本当に何年ぶりかのワークショップなので、ちょっとわくわくしている。この「わくわく」をメンバーさん達と共有できたら、と思う。
カレーを作ったときに思ったのだが、人と一緒に何かを作る、という経験がほとんどないことだった。いつも大人に指示されていろんなことはやってきたけれど、仲間と一緒にいろいろ議論したり、一緒に考えて何かを作る、といった経験がないから、グループを作っても、そこから先の作業がなかなか始まらなかった。自閉的な傾向のある人が多く、人と関係を作ることが難しいことはわかるが、それにしても、という感じ。誰かと一緒に何かを作る経験を積み重ねて、たくさんの人たちに出会ってほしいと思う。