1月11日 第6回ぷかぷかパン教室。本当は25日にやる予定だったが、足の手術が病院の都合で先へ延びたため、急遽この日に変更。そのためかどうか参加者は13名という少人数。でも何となくゆったりした雰囲気でこのぐらいがいいのかなと思った。
メニューは3月の緑区市民活動支援センター主催の祭りに出す田舎パンとドライカレーの組み合わせ。カレーパン、お焼き風あんパン。カレーパンは昨日櫛澤電気の澤畠さんにお店の件でいろいろ相談に行った時提案されたもので、要は調理室で作ったものを会場に持っていって売るよりも、その場でお客さんの目の前で作って売る方が場の雰囲気が盛り上がり、絶対に売れるという。フライヤーを貸すからカレーパンをやってみたらどうかといわれた。
ドライカレーも作ることだし、それを生地で包めばすぐできる、とクロワッサンの予定を前夜に変更。ギョウザの具をはさむようにドライカレーを生地で包んだが、あまりきれいにいかず、気が重い。どうなるかと心配しながら油で揚げたのだが、油に入れた途端ブッと膨らんで、とてもきれいな形のカレーパンができた。すごく美味しくて、これは絶対にいけるとみんなで確信した。塩しか入っていない田舎パンも南部小麦のうまさに支えられて大好評。養護学校高等部2年生のマサまでがカレーパンやお焼き風あんパンよりも田舎パンが気に入ったようで、舌が肥えてると、ちょっと見直した。
クッキーを作る作業所で給料が10万円を超える所があるという記事を読んだ。販路が相当あるのだろうと思った。大きな会社が自社の製品を売り込む時に挨拶かたがたちょっとクッキーをつけるとか、というような形だと、食べるだけのお客さんが買うよりも遥かに多い量がでる。福祉施設には珍しいほどの営業努力だ。クッキーはパンよりも価格が高いので、ヒットすればすごくもうかる。こういうこともそろそろ考えようと思った。
櫛澤電気の澤畠さんは会って話を聞くだけで元気が出てくるような人だ。どこかのバザーでスタッフ二人、利用者5人くらいで何かを売り、1日で1万円もうかったと喜んでるくらいではだめ。10万くらいは儲ける気でやらないと話にならないといっていたが、売り上げアップのために、お客さんの目の前で作り、場の雰囲気を盛り上げたところで売る、というアイデアは素晴らしいと思った。これは外から物を持ち込むより手間ひまがかかるのだが、あえてそれを背負い込むところに澤畠さんの姿勢が見えた気がして、すぐに気が合ってしまった。3月の祭りの時はカレーパン用のフライヤーと肉まん用の蒸し器を借りることにした。