10月12日にやる芝居の稽古が始まった。1年で一番楽しい時だ。朝からわくわくしてしまう。
「ガジュマルの木とキジムナー」の台本をみんなに配り、「ガジュマルの木の歌」と「おいらキジムナー」それに「やさしいこころ」の3曲を歌って雰囲気を盛り上げる。みんなのノリがいい。グループに分かれて稽古。おしゃべりできない人が三分の一くらいいるので、その人たちの出番を工夫する。
30分くらい経って、みんな集まって通しをやる。兵隊の歩き方がなんともおかしい。どちらかといえば重い話なので、このおかしさには救われる。せりふも彼らがしゃべると、ずっこけそうになったところが何ヶ所もあって、最高に楽しい。こういうセンスはまねできないなぁとつくづく思う。
彼らと一緒に芝居をやるしあわせをしみじみ感じる。