ぷかぷか日記

助成金の話

朝、あこ酵母の生種を仕込む。
これはホシノ酵母と同じくオーバーナイトで発酵させるので、仕事やりながらの生活の中では、朝、1次発酵の終った生地の成型ができないので、結局発酵時間の短い白神こだま酵母を使っていたのだが、先日のあこ酵母を作っている人の話を聞き、ちょっと使ってみようという気になった。
普段の日は難しいが、土曜日か日曜日なら、朝、成型できるので、今度の土曜日あたりにやってみよう。

助成金を出すところをいろいろ調べているが、競輪と競馬をやっているところがかなりの助成金を出すようだ。
いずれもお店の改造費に500万円とか出すので、すごい気前のいいところだなと思った。知り合いのパン屋も300万円くらいするオーブンをここの助成金で買っている。
助成金をもらうためにはそれまでにNPOを立ち上げる必要があり、ぷかぷかパン教室をやりながらみんなと話を詰めていかねばと思う。
障害者支援センターの運営費の助成も法人が対象なので、申請の時期から考えると来年4月にはきちんと形を整える必要がある。

運営費の助成については障害者自立支援法によってかなり雰囲気が変わったようだ。以前は売り上げはすべてメンバーさんの工賃にしなければいけなかったり、初期設備の赤字分も売り上げで埋めることができず、寄付を集めるしかなかったりで、こういうお金ならいらないな、と思っていた。
ところが先日説明を聞きに行ったら、条件はハンディのある人たちが10人以上いること、仕事をする場所があること、の2点だけ。
初期設備の赤字は売り上げで埋めていってもいいし、運営費の助成金だけではパン屋をやるスタッフ(5名くらい必要だが、助成金は二人分。しかも毎年金額は変わらないので昇給はなし)は雇えないので、パンの売り上げで雇えばいい。売り上げはすべてメンバーさんの工賃として渡す必要もなく、どう使うかはみんなで決めればいい。
考えてみればごく当たり前のことだが、それができないところが福祉の世界であったのかもしれない。

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